レッスン内容

無理のない指のトレーニング

ハノン教本いろいろ

「 指を鍛える練習曲」で有名なものと言えば、何と言っても「ハノン」です
ハノンとは、本の名前と思ってる生徒さんが多いのですが、1820〜1900年に実在したフランス生まれのオルガニスト・ピアニストの人の名前なんですよひらめき電球そして「ハノン」と言えば、このハノンの教本を指しますが、原題は「ピアノの巨匠になるための60の練習曲」という本なんです。日本では「ハノン」と発音されますが、フランス語なので単語冒頭の「H」は発音せず、正確には「アノン」と言います。
ハノンの練習で大事なのは、できるだけ毎日その練習を続けることです。そしてスケール(全調音階)やアルペジオも根気よく練習することで指が動きやすくなります。
同じことの繰り返しなので、その点の無理はなく、ピアノの上達にはこういう練習がとても大事なんです!!
憧れの曲、大好きな曲を心地よく弾く為に、指作りは欠かせませんね。小さなピアニストちゃんや趣味で習われている大人の方にも、無理のない効果的なトレーニングをしています

読譜力アップ!!

音符磁石C:音階音符を速読するには、先ず、「線」か「間」かを瞬時に識別できるようにします。反射的に言えるようになれば全ての音を「線」と「間」に分類して、塊りとして読みます。一音一音読んでいたのでは、間違え易いですし、時間もかかってしまいます。音を塊りとして読むので、スピードも速く確実性も高いので読めることが楽しくなります。次に鍵盤と連動させて、読んだ音を実際に弾いていきます

また、コード進行(和音進行)には一定の法則があり、和音の流れや響きを感じ取りながら弾くことを数多く経験していくと、次の音や和音を読み取る能力もアップしていきます。
これを回数を重ねる毎にできるだけ速度を上げていきます。音符が記号のようにスラスラと読めるようになり、読譜力がアップします。ピアノを弾くには、こうした様々な記憶や知識、技術を総動員しているのです。

 

 


年中さんお兄さんお姉さんのグループレッスン

年中グループレッスン挙手年中さん達みんなでグループレッスンしました。この他数名入会したばかりの年中の生徒さんが在籍しています。

流石、年中のお兄さんお姉さん達!!みんな反応が素早く、しかも落ち着いてて、先生の言葉や動きに合わせて、さっと表現できます。普段はみんなそれぞれ個人レッスンなので、その絶対音感トレーニングの効果が表れています。ピッチも完璧!リズム感もイキイキしています。

グループレッスンで、個人レッスンとはまた違い、新鮮で良い刺激になったようです。音楽で心を一つにできるって、ステキな事ですね。送迎して下さったご家族の方々、ありがとうございました。


学習発表会ピアノ伴奏のコツ

 

合唱の楽譜学習発表会や合唱コンクールのピアノ伴奏は、合奏や合唱の多声部に合わせるわけですから、その音の多さに惑わされないように、きちんと音取りをしておくことが大切ですね。

ソプラノとアルトで歌う時ならト音記号同士なので楽譜も読みやすいのですが、ソプラノとバスで歌う場合は、ト音記号とへ音記号なので楽譜上で離れた2声部の異なるリズムや音を同時に弾いていく事になります。

楽譜の上へ下へと目配り気配りし、楽譜は右方向へどんどん進んでいくし、でも低い音を弾く時は、手は鍵盤低音の左側へ移動するし・・・!?道を間違えた時のカーナビのように、もう目はクルクル。。。

合唱の練習はいつも最初からとは限らないので、読譜力を付けておく事も必要です。主役は歌で、伴奏はあくまでも脇役です。目立ち過ぎず、でもちゃんと人の心に届く音で。。。

ピアノソロ演奏では経験できない、人間の生の声が重なって、大勢の湧き出るようなエネルギーと感動を共有できるのが、ピアノ伴奏の醍醐味ですね。


音楽基礎力をつけるために

ピアノの上達はソルフェージュからピアノを弾くためには、耳と頭を使って「よく聴いて、理解して弾く」、という音楽基礎力が大切です。フェリーチェレガーロピアノ教室では、音楽基礎力を初歩の段階から指導しています。

ソルフェージュとは、フランス語で、楽譜を読むことを中心とした音楽の総合的な基礎教育のことです。フランスパリ音楽院のデュドネ先生が提唱され、日本には1963年に取り入れられました。リズム、音感、読譜力を養うための基礎的なトレーニングのことです。

楽典・・・音楽理論、和声学、調性分析、

音感・・・音程、音価、和音

その他、初見奏、移調、リズム感などがあり、この学習を通して、音楽の理解と豊かな表現力を身に付けます。

私はピアノレッスンの指導を始めた当初から、ソルフェージュの重要性を感じていたので、迷うことなくこの指導法を行なっています。その結果、生徒さん達の演奏がイキイキとしています♪「ピアノの上達はソルフェージュから」(音楽之友社・呉暁著)なのです。

 

 

 


小学生のバロック期ピアノレッスン

小学生の生徒さんたちはスイミングやサッカーなどスポーツも頑張っています。

そしてスポーツや勉強で疲れた体や心を癒してくれる、音楽やピアノへの関心も高くなって、更に色々な年代、作曲家に対する興味も深くなります。フェリーチェレガ―ロピアノ教室では、今、小学生の男の子たちも、バロック期の曲などをを弾いています。

音楽史の中でバロック期は1600~1750年ごろにあたります。フレスコバルディー、リュリ、パッヘルベル、ヘンデル、バッハなどが台頭していました。

フランスのバロック期は王ルイ13世、ルイ14世、ルイ15世の時代で、音楽は栄華を極めたヴェルサイユ宮殿とパリの貴族社会に独占されていました。

このころの鍵盤楽器はクラヴィコードやハープシコードと言われ、現在のピアノよりも音量や表現力が華奢なものでした。

現代のピアノで1600年ごろに遡って、その頃作曲されたピアノ曲を奏でるのは、まるでドラえもんの「どこでもドア」でタイムスリップしているような感じです。

ピアノを学ぶのって、いろいろ楽しいですね。

 

ヴェルサイユ宮殿2階アーチ天井


メトロノームの歴史と効果

ピアノ教室のメトロノームメトロノームとは一定の間隔で音を刻み、
楽器を演奏する時にテンポをあわせるために
使うものです。
1816年にドイツのヨハン・ネポムク
・メルツェルが製作しました。

一般的にメトロノームと言えば
メルツェルの発明した
手動でねじを巻くタイプの物を指します。

作曲家の指示した速度表示を元に
メトロノームの振り子に付いている重りを
本体の数値に合わせ、
その一定のテンポにのって演奏する事で、
作曲家や演奏者の気持ちを表現します。

最近では携帯に便利な電子タイプのものや
電子ピアノの場合は、
メトロノームが内蔵されていますし、
またアプリでも取れますが、
メルツェルの発明したものは、
左右に揺れる振り子の動きが
演奏しながら視野に入るので、
視覚的にもテンポを呑み込みやすいですね。


[人生時計の朝]とは?

“人生80年”を1日に例えると、習い始めの3才頃からの10年間は、[朝の時間帯]にあたります。
人間が一番成長する時期でもあり、心身共に急激に変化するころですね。
比較的このころは時間的にも余裕があるのでこの時期にピアノを習う生徒さんが多いです。弾けることは楽しいことなので、ピアノに触れられるこの期間は「ピアノで」幸せな気持ちになれるのです。
この時期にピアノレッスンでたくさんの幸せ経験をさせてあげると、心が大きく広がります。


東大生とピアノ

東大生に行なった調査では2人に1人がピアノを習っていました。頭が良くなった理由にダントツで習い事にピアノを挙げています。


ピアノレッスンとHQ(人間性知能)向上

ピアノのレッスンによってHQ(人間性知能)が向上しそのHQの中心的機能であるワーキングメモリが伸びるこることで、スポーツ能力や記憶力もアップします。
自由時間や休日にピアノを弾く児童はHQが高く、習い事でも日常習慣でも、HQ発達に一番良い影響を及ぼすのはピアノのレッスンなのです。


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